流通研究社の物流ポータルサイト□□Logistics System Station□□
TOP > 新着情報 > オムロン、ピッキング自動化を実用化する「ロボットの目」を開発


新着情報


オムロン、ピッキング自動化を実用化する「ロボットの目」を開発



オムロン(株)は、ロボットピッキング用の3次元画像認識の新技術を開発した。

近年、製造業においては部品の整列や配膳、組み立て工程などへのロボットの導入検討が積極的に進められている。これまで人手により行われていたピッキング作業の自動化を実現するためには「ロボットの目」となる部分の進化が不可欠だが、多種多様な部品を安定して認識させるためには多くの課題がある。

部品の形状、置き方など、実用化に向けてはまだまだ数多くの制約条件が存在し、それらがロボットピッキングの製造現場導入への大きな障壁になってきた。

このたび、オムロンが開発した3次元画像認識技術は、これらの制約条件を大きく緩和する「ロボットの目」となる技術だ。

さらに、これらの高度な技術を、実際の製造現場で使いこなすためのHMIについても、汎用メニュー化させた。また、独自のハイダイナミックレンジ技術による外乱の環境変動に影響されない安定した認識や、ロボット座標変換機能などによるロボットとのつなぎ効率化など、様々な工夫を加えている。

今回同社が開発した3次元画像認識技術は、製造現場でロボットピッキングを実用化するのに必要となる「認識技術」と「製造現場での運用性」の2つをセットで提供するもの。


●新製品の特長

(1)バラ積み、バラ置き部品をピッキング
360度不定な姿勢の部品の位置を認識可能。バラ置きされている部品の状態を認識し、次にピッキングすべき部品の位置を自動的に制御し、ロボットに伝達。ワークによってはバラ積み状態の認識も可能。

(2)組み立て用途に使える高精度な位置認識
部品をある程度ラフに置いても、3次元位置を自動認識し、その部品の把持位置をロボット座標に変換して出力、組み付け位置に自動搬送させることが可能。単眼カメラによる簡易3次元認識技術により、2次元と同じ感覚で手軽に認識できる。

(3)外乱光の環境変動を気にせずに安定認識
ハレーションや黒つぶれの影響を排除できる「ハイダイナミックレンジ技術」というオリジナル技術を開発。自然光やシンプルな照明だけで、金属部品も安定して認識できる。