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商船三井、次世代の環境負荷低減型フェリー構想を発表




(株)商船三井は12月2日、近い将来、技術的に実用可能な次世代の貨物・旅客輸送を担う環境負荷低減
型のフェリー「ISHIN—II」の構想をまとめたことを発表した。

環境に配慮した輸送手段であるフェリーは、モーダルシフトの担い手として重要な役割を担っている。これまで開発・採用してきた技術を最大限に進化させ、環境負荷をさらに低減させるとともに、快適性を高めた次世代フェリーを目指す。

なお、9月10日発表の第一弾「「ISHIN—I」は、環境負荷低減型の次世代自動車船。次世代船シリーズに込めた思いの「船舶維新」をキーワードに「ISHIN」と命名したもの。


●「ISHIN−II」の3大特長
(1) 燃料はLNG:
    航行中--LNG燃料による排ガスのクリーン化とCO2排出大幅削減
現在の同社グループフェリー(燃料はC重油)と比較し、1航海あたりCO2=50%、NOx=90%、SOx=98~
100%、PM(煤塵=ばいじん=などの微粒子)=98% の排出量削減を達成する。


(2) 陸上電力プラグイン:
   港内航行・停泊中--陸上電力と蓄電池利用によるゼロエミッションを実現
フェリー岸壁から供給される電力を最大限に利用し、港内航行時や停泊中のゼロエミッション(排ガスゼロ)実現を果たす。

(3) 快適性の重視:
    自由とくつろぎの時間を乗船客に提供する。「船に泊まろう」をキャッチフレーズに、居住空間の振動の最小化や静粛性を向上させると共に、顧客の利便性を重視した快適なフェリーサービスを提供する。