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伊藤忠、Mapletree社と物流施設特化型共同投資ファンド設立



伊藤忠商事(株)は12月7日、Mapletree Investments Pte Ltd社(Mapletree)と日本国内の物流施設不動産の開発・保有を目的とする、共同投資ファンドを設立することで、12月4日に合意したことを発表した。


●共同ファンド骨子
投資対象資産   : 日本国内の首都圏及び主要地方都市のBTS開発型物流施設
目標資産規模   : 500億円予定
設立時期       : 2010年1月末予定


同社は04年以降、物流特化型の私募ファンドを組成・運営(運用資産実績累計約500億円)してきた。

他社が港湾エリアの常温(ドライ)、マルチタイプ型物流センターを中心に運用してきた中で、取引先等の顧客ニーズに基づくBTS型物流センターを軸に、内陸エリアの多温度帯(ドライ・チルド・フローズン)物流センターの開発・保有ビジネスモデルを確立した。

日本の不動産マーケットは昨秋のリーマンショック以降、金融マーケット悪化の影響を受け、現在も低迷しており、物流施設に対しての新規投資はしばらく困難な状況が続くと見込まれている。

一方で物流・運輸業界においては、物流サービスの高度化・物流コスト削減に対応するための物流拠点の統廃合並びに最適スペックを擁した物流施設への需要が根強い。

このようなマーケット環境に対し、同社は総合商社としての機能を活かし、他社に先駆けて本ファンドを設立・投資することにより、物流施設特化型ファンド事業における重要なファクターである「顧客ニーズ(新規施設開発・既存施設流動化)」に対応していく。

また、同社は05年10月のMapletreeとの業務提携契約締結以降、物件供給・人材交流等、戦略的パートナーとしての関係を強化してきた。

今般、両社は日本・その他アジア地域において、物流施設分野のみならず、インダストリアル施設を含めたその他分野についても共同取組を検討開始することで合意し、同じく12月4日付で業務提携契約を更新、再締結した。