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日本郵船、海保などと合同で輸送船の海賊対策訓練を実施



日本郵船(株)グループは12月10日、海上保安庁などと合同で、南シナ海を航行中の同社運航管理LNG輸送船「アル・ジャスラ」(載貨重量トン数:69,549トン)で海賊対策訓練を実施した。

●訓練概要
 
(1)同社LNG輸送船「アル・ジャスラ」が宮古島南方海域の公海上で不審な高速ボートの追跡を受ける。
「アル・ジャスラ」がSSAS(船舶保安警報装置)を作動、海上保安庁および船舶管理会社であるNYK LNGシップマネージメント社に緊急連絡。
 
(2)海上保安庁は、付近を航行していた巡視船「はやと」に現場への急行および安全確保を指示。
 
(3)同船は回避行動を取ったが、高速ボートから不審者が乗り込んだ恐れがあるため、「はやと」搭載のヘリコプターが安全確認を実施。乗組員・船体および周辺海域に異常がないことが確認され、関係者に同船の無事を連絡。
 
同船からのSSASを受け、同社グループの船舶管理会社NYK LNGシップマネージメント社は合同対策本部を設置して対応に当たった。

また、海上保安庁、国土交通省海事局外航課、日本船主協会も訓練に参加し、海賊襲撃時のそれぞれの役割を再確認した。
 
同社グループは海賊対策のみならず、あらゆる不測の事態に対応すべく、今後とも積極的に各国の海上保安当局及び官公庁など関係者との共同訓練を実施していくとしている。