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住友化学、東洋紡と共同物流開始しモーダルシフトを推進



住友化学(株)は、東洋紡績(株)との間で共同物流を実施することとし、12月17日、京葉臨海・京葉久保田
駅(千葉県袖ヶ浦市)にて、出発式を開催した。

同社では、京葉臨海鉄道(株)と共同で、住友化学千葉工場の物流部門における効率化、環境負荷低減を
目的に、08年3月から、「鉄道輸送による物流システムの充実・強化」に取組んできた。

同社は、千葉工場で生産した合成樹脂を、福井県の東洋紡敦賀事業所へ専用の20フィートコンテナで輸送していた。一方、東洋紡は、フィルム製品を敦賀事業所から川越市の拠点へ、トラック輸送していた。

南福井駅と敦賀港駅の貨物列車輸送が09年4月に休止されたため、JR貨物は、住友化学の支援・協力を受け、より大型の「ISOコンテナ」の取扱いが可能となるよう、地盤改良・大型荷役機械の設置など両駅の基盤設備を実施し、重量コンテナの輸送に適した貨車を導入した。

この結果、従来使用していた20フィートコンテナから「ISOコンテナ」への変更が可能となり、東洋紡敦賀事業所から川越市の拠点までの輸送に関し、住友化学が合成樹脂を納入したコンテナの帰り便を使用することとした。

トラック輸送していた分の約5割を、帰り便使用とすることで、鉄道へのモーダルシフトが可能となった。また、「ISOコンテナ」への変更により、輸送単位の大型化も同時に図ることができた。