流通研究社の物流ポータルサイト□□Logistics System Station□□

WWW を検索 LSSサイト内を検索
TOP > 新着情報 > 新日鉄とテノックス、「TN−X工法」がプロロジスパーク舞洲で採用


新着情報


新日鉄とテノックス、「TN−X工法」がプロロジスパーク舞洲で採用



新日本製鐵(株)と(株)テノックスは1月21日、両社が共同開発を行った拡大根固め杭工法である「TN−X
工法」が、大型物流倉庫プロロジスパーク舞洲IVプロジェクトで採用されたことを発表した。

「TN−X工法」は、建築分野の杭基礎としての採用が本格化してきている。

両社は同工法について、2005年6月付で杭径φ600~φ1,200までの国土交通大臣認定を取得し、05年度
の初採用以来、09年12月までに鋼管杭7万t超の受注を達成してきた。

さらに19年3月付でφ1,200超~1,400まで最大杭径を追加(以下、大径TN−X工法)した一般評定を(財)
ベターリビングより取得した。

本年度は、評定を取得した大径TN−X工法の鋼管杭(φ1,400)が、大阪市此花区にある大型物流倉庫プ
ロロジスパーク舞洲IVプロジェクトで採用された。杭径φ1,400の鋼管杭拡大根固め杭工法が採用されたのは国内初となる。


●TN−X工法のおもな特長
TN−X工法は、拡翼/縮翼可能な掘削ヘッドにより杭先端に築造した拡大根固め球根と鋼管杭が一体とし
て鉛直荷重に抵抗することにより、高い鉛直支持力が発揮できる中堀り杭工法のひとつ。

(1)高い鉛直支持力
杭先端の拡大根固め球根と鋼管杭が一体となって鉛直荷重に抵抗するため、建築構造用鋼管杭として最大クラスの1万7,900kNまで鉛直支持力を発揮する。

(2)高い環境性能
オーガースクリューによる掘削と油圧装置による静的な圧入工法なので、施工時に発生する騒音・振動はほとんどない。また、排土を抑えた低排土杭工法として、エコマークを取得している。

 
掘削ヘッド(縮翼時)         掘削ヘッド(拡翼時)

(3)優れた経済性
非常に高い支持力を発揮することができるため杭本数を低減させた経済設計および工期短縮が可能であり、かつ発生残土処分費も低減できることから高い経済性を発揮。

(4)確実な施工管理
独自の「施工監視システム(センタンアイシステム)」は、拡大翼径を1cm単位でリアルタイムに把握。センタンアイシステムの活用により根固め球根の築造や鋼管杭の沈設が確実にできる。


両社は、今後もTN−X工法の特徴である経済性、環境性能をアピールすることで、物流(大型倉庫)・医療(
総合病院)・文教施設(大学)等を中心に適用拡大を図るとしている。